ストレンジャー・シングス シーズン2 / Stranger Things SEASON 2

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2017年末にシーズン2を鑑賞開始し、3エピソード見た後に残りを観ていなかった期間約4ヶ月。つまらなかったわけでは決してない。激務だったのだ。休みはあったけど。

ただ、早く観ておけば良かった症候群に陥った。

シーズン1に続いて、いい感じの謎解き要素と、80年代オマージュ、SFホラー感。素晴らしい。前シーズンではその世界観とキャラを固め、今回は全体を通して、彼らの成長を描く

ネタバレと裏話、まぁまぁありつつ参ります。

 

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概要

基本情報

2017年 アメリカ

製作:ダファー兄弟(Duffer Brothers)

製作総指揮:ショーン・レヴィ(Shawn Levy)

キャスト:

ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)/ ジョイス・バイヤーズ
デヴィッド・ハーバー(David Harbour)/ ジム・ホッパー
フィン・ヴォルフハルト(Finn Wolfhard)/ マイク
ノア・シュナップ(Noah Schnapp)/ ウィル・バイヤーズ
ミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)/ イレヴン
ゲイテン・マタラッツォ(Gaten Matarazzo)/ ダスティン
ケイレブ・マクラフリン(Caleb McLaughlin)/ ルーカス
ナタリア・ダイアー(Natalia Dyer)/ ナンシー
チャーリー・ヒートン(Charlie Heaton)/ ジョナサン・バイヤーズ
ジョー・キーリー(Joe Keery)/ スティーブ・ハリントン
セイディー・シンク(Sadie Sink)/ マックス
デイカー・モンゴメリー(Dacre Montgomery) / ビリー
ショーン・アスティン(Sean Astin)/ ボブ・ニュービー
ブレット・ゲルマン(Brett Gelman)/ マレー
リネア・バースルセン(Linnea Berthelsen) / カリ
ポール・ライザー(Paul Reiser)/ オーウェンズ博士
カーラ・ブオノ(Cara Buono)/ カレン
マシュー・モディーン(Matthew Modine)/ マーティン・ブレナー


あらすじ

姿を消した少年、人目を忍び行われる数々の実験、破壊的な超常現象、突然現れた少女。すべての不可解な謎をつなぐのは、小さな町に隠された恐ろしい秘密。

 

今回のオマージュ

Shot for Shot: Movie Scenes That Inspired "Stranger Things" Season 2 from IMDb Originals (2015-)
"Stranger Things" Season 2 is filled with retro movie references, including parallels to 'Stand by Me,' 'Aliens,' 'Indiana Jones and the Temple of Doom,' 'Greml...

IMDbにあったこれを見ておけば間違いない。

Shot for Shot: Movie Scenes That Inspired “Stranger Things 2”

 

新メンバーと新チーム

前回のメンバーは、少年チーム、青年チーム、大人チームとざっくり分かれていたけど、今回は新メンバーが加わり、違った組み合わせが発足。撮影段階で、後半のエピソードについては脚本が完成していないことも多かったらしいんだけど、ダファー兄弟はそのキャラだったらどう動くか、みたいなものを役者と共同作業で一緒に考えていくスタイルだった模様。だからこそ柔軟にいろんな組み合わせで、話を進行していくことができたんだろう。

個人的に一押しなのはダスティンとスティーブ

これしかない。黄金コンビ。ダスティンが助けが必要な時に周りに誰もいなかった & スティーブはナンシーと離れて一人になっていた。そんな絶妙なタイミングで2人が出会う。するとダスティンは妙なオラオラっぷりを見せつけて強引気味にスティーブに付いてきてもらうことになるという。時間を共にし会話をしていく中で心通うところは出てくるよね。

特に、例のごとくスタンドバイミー的な線路を2人で歩くシーンは見逃せない。この後大変なことをしなければならない、立ち向かわなければならないという状況の途中でのあの会話。あぁ、もう。そんなん好きになるわ

ちなみに会話中登場したファラ・フォーセットのシャンプーのCMはこちら。

Farrah Fawcett Faberge Shampoo Commercial-Beach

擬似親子関係のエルとホッパー

前シーズンのラストでワッフルの伏線張ってたけど、エルを引き取り、面倒を見るホッパー。エルを守りたい気持ちが強すぎて家に押し込め、いつ達成できるか分からない約束をきっかけに関係が悪化してしまう。そんな彼らの擬似親子関係の絆も今回の見所の1つ。

今シーズンのラストでも全てを終わらせるためのエルの重大な任務に付き添っていたのはホッパーだったしね。お互いがお互いを求め、成長させていく。エルは自分の能力の向上という意味での成長ももちろんあったけど、ホッパーとか、カリとか、母とか、過去に関係のあった人と現在関係のある人たちを通して、人としての成長という部分がかなり大きかったね。

擬似親子と書いたけど、ラストで、、まぁ見れば分かるし良いかこの話は。

ウィルを守ってあげたい

前シーズンに引き続き、ターゲットになるウィル。そんなウィルに付き添うジョイスとマイク。前シーズンのラストから嫌な予感しかしなかったけど、今回も引き続きかよー、もう解放してあげて下さい、って本気で思った。心から。

話が進むにつれてどんどんウィルがウィルじゃなくなっていく感じがなかなか苦しかった。。でもそのおかげで、ウィルを演じたノア・シュナップ君の凄まじい演技が見れました。あれ、ある種取り憑かれてたと思うよ。ありがとうございます。

それから、後半エピソードでの、let me go 付近のモールス信号での会話のくだりは、さすが、彼らっぽい解決方法だなと感心してました。

新しい仲間、マックスの登場

シーズン2を見始める前に、予告も兼ねてストレンジャーシングスのゲームアプリが配信されていた。それにどハマりしていた僕だけど、その中でマックスというスケボーに乗った子がいることを知っていた。そこに登場するということは重要な立ち位置になることは予想していたけども、正直、

もう少し活躍しても良いんじゃないか

と思った。ジュブナイルメンバーの関係性の面白さを引き上げるのにはそれこそ中心人物となっていたけど、物語の謎解き要素、冒険要素にもう少し突っ込んでも良かったのではないかと。

とは言ってもこれ以上能力持ちが増えてもな、というのはあるし、これくらいで良いのか。と、すぐに撤回。

マックスを演じたセイディー・シンクはドラマの中ではスケボーやっててゲーセン行ったりしてるお転婆っぽい感じだったけど、Beyond Stranger Things では清楚な感じで出ている。違った魅力が垣間見れる。

人間的な悪役、ビリー

そんなマックスの兄、ビリー。人間的な悪役キャラを入れたいというダファー兄弟の意向から生み出されたこのキャラクターがキングスティーブの前に立ちはだかる。典型的なソシオパスでなかなか危なっかしいキャラだけど、危険人物になってしまった背景も少しだけだけど語られて深みが与えられた。

ビリーの役割として一番ナイスと思ったのは、彼が登場したことでスティーブがカッコいい兄貴分としての地位を確固たるものとしたところ。シーズン1でも助けてくれたスティーブだけど、今回は子供達の子守り役としてめちゃめちゃカッコよく描かれた。

誰かを守りたいという気持ちが前面に出てきたスティーブだけど、その彼の勇敢さがダスティンやマックスに勇気を与えた。マックスはずっとビリーに怯えていたけど、スティーブがビリーと戦ったのを目にして、立ち向かう勇気をもらっていたしね。

と、いつの間にか完全にスティーブ贔屓になっている僕。

一気に距離を縮めるナンシーとジョナサン

この2人はシーズン1からタッグを組んでたけど、このチームは今回も継続。一緒に行動している関係性をナンシーが一言。

「私たち変よね。世界の終末にだけ つるむ。」

共通の傷跡を持つ二人。お互い完全に意識しているのは明らかなのに全然進まない。なんとももどかしい。がしかし、今回はこのタッグにマレーが参入。いかにも怪しい人物だけど、2人の関係のお節介役としても良い立ち位置を見せてくれた。

あくまでも個人的にだけど、ナンシーにしてもジョナサンにしても、嫌いではないけど好きでもない部類にいた。そんな彼らは

こんな感じで(いつの写真かは知らない)、

なんだか分からないけど、この2枚目の写真を見て僕は彼らが好きになった。

異彩を放つパンク集団

シーズン冒頭から謎の集団として登場した彼ら。手首に番号のタトゥーがあるから関係者であり能力者だと判明するけど、冒頭に出てきた割に予想以上に出番はなかった。ただ、彼ら(特にカリ)と過ごした時間はエルの能力を磨く「試練」的な意味合いになったね。エルが今の本当の自分の気持ちをはっきりさせるためにも良い出会いだった。そして

見た目的な変化も含めて。

正直、久々に会った想い人がパンク姿になってたら、「何があった」としか思えないし笑ってしまう気がするんだけど、そこは言わないでおこう。僕は笑いました。

 

2つの三角関係

旧来の三角関係、ナンシー、ジョナサン、スティーブグループ。ナンシーはシーズン1で最終的にジョナサンにするもんだと思い込んでたけど、良い方面で裏切ってくれた。シーズン1で2人(ナンシーとジョナサン)をくっつけろみたいな声が上がっていたようだけど、今回でやっぱりスティーブとくっついて欲しいみたいな声が上がるかもしれないね。

でも追いかけるスティーブが切ないけどもっと見たいという気もするし。うーん。

 

そしてもう1つ、マックスとルーカスとダスティン。バスの中でデモドッグを迎え撃つ場面が分かれ道となったね。それぞれのアプローチの仕方がなんとも、彼ららしくて微笑ましい。特にダスティンはラストにかけてアドバイスに従いつつ自分のやり方で仕掛けていくところなんかはやばい。

 

てな感じで2組の三角関係があった。いやでも、もしかしたら3つだったかもしれない。

ジョイスとボブとホッパー。と書いてみたけど、ジョイスとホッパーはないよね、きっと。どちらかというと、戦友に近い感覚な気が。2人の歴史を感じられるような時間を共にしてきた雰囲気がすごくあるしお互いをよく知っている感じがね。でも海外では2人をくっつけてジョッパーと呼んでいたりする。

そしてボブはあんなことになってしまったし。今回はホッパーを救うための謎解きというところと研究所脱出シーンでは大活躍だった。最後ああなることはダファー兄弟の中では最初から決めていたらしいけど、かなり印象的な場面になったよね。死亡フラグはビンビンに立たせていたけども。

ボブの言う「宝の地図」的な言葉はグーニーズから。でもダファー兄弟は、ショーンアスティンがグーニーズに出ているからキャスティングをためらったと言っている。その世界がブレてはいけないから、という理由で。

 

てな感じで2組プラス1の恋愛関係があった。いやでも、もしかしたら4つになるかもしれない。

ビリーとウィーラー夫人。三角関係になるかどうかは置いといて、まさかの

そこ来るんかいー

というね。父は常にやる気ないし、夫人は刺激を求めてる。ビリー登場直前のバスタブで読んでる本の表紙を見ればわかるけど、理想の男が目の間に訪ねて来たという。本はジョアンナ・リンジー(Johanna Lindsey)の悪魔の抱擁(Heart of Thunder)。

 

Beyond Stranger Thingsも

シーズン2を観終わったなら続けて「ストレンジャー・シングス 大解剖(Beyond Stranger Things)」も見てほしい。全7回にわたってキャスト陣とダファー兄弟と製作総指揮のショーンレヴィが登場して色々と語ってくれる。司会者はジム・ラッシュ(Jim Rash)。

完全にネタバレの内容なので、必ずシーズン2見終わった後に見てください。

驚きだったのは、子役の子らがしっかりと役に対して理解をしていて、彼・彼女だったらこうするだろうって意見がはっきりと言えているところ。そんな光景を見て、僕もスターウォーズのBB-8のおもちゃで遊んでる場合じゃないな、と思いました。精進します。

しっかりしているという話がある一方で、子供らはビンタをしあうのが流行っていた時期があったようで、

撮影前にビンタをし合うのはやめなさい。顔が赤くなるから。

という謎のルールも誕生したという。

それから、へーと感心したのは、ラストの Snow Ball での選曲。

The Police – Every Breath You Take

The Police のEvery Breath You Take が流れる。僕は聴きながらこっちの曲を思い出していたんだけど、

every breath you take remix puff daddy and sting

それは置いといて、Every Breath You Take の歌詞がリンクしているという。ダンスシーンはもちろん、その後の描写も含め。洋画とか海外ドラマは結構、使う楽曲の歌詞をシーンに重ねてくることが多いけど、そこにすぐにピンと来れないのは結構痛いよね。。

ちなみに何気にオープニングがすごいいい感じ。テーマソング聞いたらテンション上がってしまう。

Beyond Stranger Things Theme

そして何より、エルを演じたミリー・ボビー・ブラウンが可愛いという。ドラマでは泣いたり怒ったりとシリアスな演技が多かったり、1人でひたすらテレビを見てる演技ばっかりだったけど、ここで見られるミリーちゃんは常に笑っている。それだけで、なんだかすごく心が洗われる。

ちなみにエルとウィルはほとんどドラマ内では絡むことはなかったけど、実際はミリー・ボビー・ブラウンとノア・シュナップはすごく仲が良い模様。

と、先の Every Breath You take よろしく、ちょっと変態気味になってきたところで、シーズン3の話をして終わりますね。

 

気になるシーズン3は

もう製作は決定していて、2019年のどこかのタイミングで配信開始と言われている。

シーズン2で良い味出してたルーカスの妹エリカが再度登場。どのくらいの役割なのかは知らない。それから、新しいキャラクターも。退屈な現状に飽き飽きして刺激を求めているロビン役としてマヤ・ホークを起用するらしい。マヤホークは、イーサン・ホークとユマサーマンの子供。

カリとかまた再登場はあるのかね。。しかし本シーズンのラスト付近でまた出てきそうって思ってたら全然出てこないし。

 

ということで

本シーズンも面白かった、そして次シーズンも楽しみに待っている。

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