ドラゴンボールZ 神と神 /DRAGON BALL Z

 

映画『DRAGON BALL Z 神と神』予告編
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概要

基本情報

2013年 日本
アニメーション映画
監督:細田雅弘
脚本:渡辺雄介
原案・原作:鳥山明
キャスト:
野沢雅子
など、テレビシリーズほぼ同様。
山寺宏一
森田成一
中川翔子

あらすじ

かつて地球を消滅させるほどの力を誇った魔人ブウとの壮絶な戦いから数年後。長い眠りから目覚めた破壊の神ビルスは、フリーザを倒したというサイヤ人の話を聞き、孫悟空の前に現われる。宇宙を管轄する界王の忠告に耳を傾けず久々の強敵に挑んだ悟空だったが、ビルスの強大な力に歯が立たず敗北を喫する。さらなる破壊を求め姿を消したビルスの暴走を止めるべく、悟空や仲間たちが立ち上がる。

 

前回の記事(ももへの手紙)に引き続き、またもや山ちゃん。アニメがみたくてしょうがなくなっている。

時代的にはブウ倒してウーブと天下一武闘会でウーブと戦う前、ビーデルのお腹にパンがいる頃のお話。アニメシリーズで鳥山明が初めて脚本から関わってできた劇場版ですと。

がっちりドラゴンボールが好きな人、特にZの方を好きな人からしたら期待はずれかもしれません。というのも、この作品、ギャグ50%、同窓会45%、闘い5%くらいの比率なのでかるーくかるーく臨んだ方が吉。予告から全然そんな風に見えないけどね。

なんでも東日本大震災以降、悲惨な話ではなくて友情とか仲間とか明るいポジティブな内容にしたいってことで鳥山さんが修正してくれって頼んだらしい。あんまり街破壊のシーンがあってもね。。

だから楽しげに、のほほんとした作品になっています。

最終興行収入は29.9億円。結構いったねー。さて本題いきましょう、以下ネタバレありますご注意を。

 

 

 

 

破壊神

今回登場するお方は破壊神ビルス様。破壊があるから創造がある、創造があるから破壊がある。諸行無常の響きあり。

破壊神ビルス様は何十年も眠って、起きたら破壊して眠りにつく。で今回起きましたと。北の界王も界王神様もおじいちゃんの界王神様もちょっとぶるっちゃうやばい神様。

今回はちょっと早めに起きたんだけど、前回寝てた時にスーパーサイヤ人ゴッドなるものがすげえ強いみたいな夢をみたからちょっと早めにアラームセットして起きましたと。

で、フリーザが地球にいるサイヤ人に倒されたって聞いて、「そいつがゴッドかな?」ってことで地球にさくっと移動。

それにしてもビルス様が強すぎる。スーパーサイヤ人3の悟空がデコピンでやられる始末。それ聞いてベジータもぶるっちゃう始末。。まぁ要は神様が夢に出た人を探すのほほんストーリーですな。なんか地球を破壊されるかもしれないっていうのに 全然危機感がないんだよね。

印象のシーンは下記。

 

闘いシーン5%

まずは比率の少ない闘いのところ。これはもう終盤しかないよね。元から神様のビルス様と神様になった悟空の戦闘シーン。儀式的なことをすると神様になれるらしい。

この手を繋ぐところがね、ダイの大冒険を思い出した。あれほんと面白かったよね、すっごい読み返したわ。ってことで、闘いのシーンはあまり書くことがない。。宇宙にさらっと出ちゃうくらいかな。

あとピッコロさんが解説者っぽく「まるで修行を受けているみたいだな」的な発言をしてたところで、「お疲れ様ですピッコロさん」って思ったくらい。

 

同窓会シーン45%

ブルマの誕生パーティーということで、サバを読んでいるブルマのお祝いをしてます。なので主役級の方々は大抵出演されています。ご飯もグレートサイヤマンになるし。相変わらずダサいし。

あとは懐かしのピラフ一味ね。自分が知識あるところは基本的に原作のみ。アニメとか劇場版とかGTとかほとんど見てないからその辺の作品には出ているのかもしれないけど、すっごい懐かしかったなぁ。ちょっとテンション上がりました。

シェンロンに若くしてくれって言って子供になったんだって。で、悟天を見て悟空を思い出す。さらにブルマを見て昔を思い出す。いいねぇ。ここは大人にとっても面白いです。

あとはあれね、アラレちゃんの博士、則巻千兵衛?らしき人物も。あれどうなんだろうなー、「せんべいさん!」って反射的に思ったけど結局分からず。。思い込むことにしよう。

あと同窓会ってわけじゃないけど、途中で白バイの人が出てきます。映画観てたらすっごい違和感あったから何?何?今の必要?なんなの?って思ってたんだけど、オリンピック柔道金メダリストの松本薫さんがゲスト声優出演してたとのこと。ファンなんだって。DBの。うん。はい。

コメディ50%

50%って書いてるけど、全体的にコメディだからね。

やっぱりまずはベジータの行動でしょう。ベジータはビルス様がやばいお方だって知ってるから、地球を破壊されないようにプライド捨てて体張ってますね。しょっぱなから踊っちゃってます。よくやったベジータ。

でブルマがビルス様にはたかれたら「 俺のブルマをよくもぉぉぉぉお」的な発言。ブルマ愛がすごくて面白いよね。いや笑うところなのかどうなのか判断できない。

ドラゴンボールでシェンロン登場。ビルス様のことを知っていて畏まってるシェンロン。なんだこれ。

神になる儀式のシーン。五つの正しいサイヤ人が必要。ベジータどうなの?みたいなところで ここ最近はベジータ悪いことしてないからな、ってクリリンあたりだったっけな?が言ってた。まぁ確かに。

そしてなんでカカロットが選ばれるんだって、ヤキモチを焼くベジータ。

さりげなく悟空とベジータが手を繋いでるシーンがあって良かった。

スーパーサイヤ人ゴッド。名前はすっごいダサいんだけど赤い髪はかっこいい、というか界王拳が一番かっこいいと自分は思っている。

最後のシーンがほんとにほのぼのですごく好きです。

ベジータ「今度ゴッドになるのは俺だからな!」

いいよーベジータ。

ベジータ「ブルマ、もう2、3発ビンタをお見舞いしてやれ!」

いいよいいよーベジータ。

ということで神と神はベジータの物語でした。懐かしむ気持ち、ベジータのコメディキャラを楽しむ気持ちが 欲しかったらぜひこの作品を。

コメント

  1. 匿名 より:

    ビルスと悟空の対決って少年悟空とミスターポポの戦いのオマージュですかね。
    戦闘じゃなく試合や稽古という言い回しになるところといい、初戦で悟空がほぼ一方的にやられる展開といい、地球の神と同じデコピンをされて同じように悟空が吹っ飛ばされるところといい、その後ビルス星で修業するところといい、オマージュっぽい。(超でも手刀は変更されたのにデコピンはある辺り意外と脚本に「デコピン必ず入れて」とか書かれていたのかもしれない。)

  2. summer1988 より:

    おーなるほど。そう言われると描き方似てる部分多いですね。ファンが多い分、昔の作品意識してこだわりがあるかもしれないですね〜。