概要
基本情報
2000年 アメリカ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ(Steven Soderbergh)
キャスト:
ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)/ エリン・ブロコビッチ
アルバート・フィニー(Albert Finney)/ エドワード・L・マスリー
アーロン・エッカート(Aaron Eckhart)/ ジョージ
マージ・ヘルゲンバーカー(Marg Helgenberger)/ ドナ・ジェンセン
トレイシー・ウォルター(Tracey Walter)/ チャールズ・エンブリー
ピーター・コヨーテ(Peter Coyote)/ カート・ポッター
チェリー・ジョーンズ(Cherry Jones)/ パメラ・ダンカン
スカーレット・ポマーズ(Scarlett Pomers)/ シャーナ・ジェンセン
コンチャータ・フェレル(Conchata Ferrell)/ ブレンダ
ベアン・コックス(Veanne Cox)/ テレサ
スコッティ・レブンワース(Scotty Leavenworth)/
マシュー・ブラウン Gemmenne de la Peña / ケイティ・ブラウン
ジーナ・ギャレゴ(Gina Gallego)/ サンチェス
T・J・サイン(T. J. Thyne)/ デイヴィッドフォイル
ヴァレンテ・ロドリゲス(Valente Rodriguez)/ ドナルド
解説・あらすじ
巨大企業を相手に、史上最大級の集団訴訟に勝利した実在の人物、エリン・ブロコビッチの活躍を描いたヒューマン・ドラマ。無職のシングルマザー・エリンは、交通事故をきっかけに強引にポジションを得た弁護士事務所で、恐ろしい環境汚染の実態を知る。正義感と情熱だけを武器に、勝ち目の無い訴訟に敢然と挑む主人公を演じるジュリア・ロバーツの存在感は圧倒的の一言。ユーモラスな上司を演じるアルバート・フィニーも素晴らしい。
批評と受賞歴
32 wins and 58 nominations
受賞
アカデミー賞:主演女優賞(ジュリアロバーツ)
ゴールデングローブ賞:主演女優賞(ジュリアロバーツ)
その他多数
ノミネート
アカデミー賞:作品賞、助演男優賞(アルバートフィニー)、監督賞、脚本賞
ゴールデングローブ賞:作品賞、監督賞、助演男優賞
その他多数
批評
・Rotten Tomatoes:84% 7.3 / 10
・Metacritic:73 / 100
・Roger Ebert:2 / 4
・IMDb:7.3 / 10
強い女性像
あー。良い映画だった。ちょっと予想以上だった。史上最高額の3億3300万ドルの和解金を勝ち取ったとは、なんという サスセスストーリー 。単純に元気になりそうな映画を観たいって思って観たわけだけど、選んでよかった。
にしても映画だけみるとぽんぽんぽんっと行き過ぎな感じはある。実際すっごい色々と努力してるんだろうし、葛藤もあったけど、その努力感をエグく裏切るようなのを一回くらい挟んでもらえると個人的な好みを満たしてくれる。
とは言っても、実話ベースだし、普通に観てるだけで十分エリンブロコビッチの味方になるようには出来ている。そしてこの演技でジュリアロバーツは20ミリオンドル(2000万ドル)のギャラを手にして、20ミリオンを突破した最初の女性となった。みたいな話がある。
ハリウッド界隈での人種差別、性差別はよく言われるけど、こういう女性が活躍して評価されるってのも女性陣には良い知らせ。だよね多分。という男からの意見。
ちなみに本物のエリンブロコビッチ曰く、98%くらいは正確に描かれているとのこと。でも本作では描かれなかったちょっと残念というか、あー、ってなる事実が。
エリンブロコビッチは例の毒に侵されていたらしい。
でもまぁ、映画としては、ね。
カメオ2人
本物のエリンブロコビッチとエドマスリーがカメオ出演している。
エリンブロコビッチがウェイトレス、ジュリアロバーツの後ろに映ってるのがエドマスリー。
ちなみに本物のエリンブロコビッチは、エリンブロコビッチ役にゴールディ・ホーン(Goldie Hawn)が良いと言って、本物のエドマスリーは、ロザンヌ・バー(Roseanne Barr)の方が良いだろうって言って、同時に、ジュリアロバーツも少しは合うかなって言っていた模様。
おそるべしソダーバーグ
監督のスティーヴンソダーバーグ。今更説明することもないけど、2000年の作品、本作と「トラフィック」でアカデミー監督賞にダブルノミネート。トラフィックの方で監督賞受賞。
ちなみに2018年はオーシャンズ11のオール女性キャスト版「オーシャンズ8」が公開予定です。スティーヴンソダーバーグはプロデュース。と宣伝してみる。
ということで
良い伝記映画、エリンブロコビッチでした。
働く女性が出てくる系の映画なら マイインターン(記事へ)、
アーロンエッカートは サンキュースモーキング(記事へ)、
あからさまな性差の描写コメディ 俺たちニュースキャスター(記事へ)、
なんかもおすすめです。
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