概要
基本情報
2008年 アメリカ
監督:ジョージ・クルーニー
キャスト:
ジョージ・クルーニー(George Clooney)/ ドッジ・コネリー
レネー・ゼルウィガー(Renee Zellweger)/ レクシー・リトルトン
ジョン・クラシンスキー(John Kransinski)/ カーター・ラザフォード
ジョナサン・プライス(Jonathan Pryce)/ C.C.フレイジャー
スティーヴン・ルート(Stephen Root)/ サッズ
ウェイン・デュヴァル(Wayne Duvall)/ ファーガソン
キース・ロネカー(Keith Loneker)/ ビッグ・ガス
マルコム・グッドウィン(Malcolm Goodwin)/ ベイクス
マット・ブシェル(Matt Bushell)/ カーリー
解説
『グッドナイト&グッドラック』などで監督としても活躍するトップスター、ジョージ・クルーニーの監督、主演最新作。アメフトのプロリーグができたばかりの1920年代を舞台に、アメフトをこよなく愛する中年選手と、アメフト界のスクープを追う敏腕女性記者の駆け引きが展開する。共演は『ブリジット・ ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガー。ジョージが敬愛する古き良きハリウッドのラブコメを思わせる、クラシカルで小気味のいい作品となっている。
あらすじ
アメフトのプロチーム“ダルース・ブルドッグス”のキャプテン、ドッジ(ジョージ・クルーニー)は、チームとリーグを軌道に乗せるため、カレッジ・フットボールのスター選手カーター(ジョン・クラシンスキー)をスカウトすることに。そんなドッジの前に、カーターのスキャンダルを追う女性記者レクシー(レ ニー・ゼルウィガー)が現れる。
批評と受賞歴
・Rotten Tomatoes:53%
・Metacritic:56%
あくまでも、個人的な感想
なるほどなるほど。なるほどなるほど。
すっごいつまらなかった。
とは言っても、1925年はこんな感じの雰囲気だったんだと教えてくれる。禁酒法時代のアメリカの勉強をしながら、もしくはアメフトの創成期の勉強をしながら、もしくは1920年代のファッションの勉強をしながら、あるいは晩御飯の準備でもしながら観ることをお勧めする。
でもこういったジャンルを好きな方にはたまらないのかもしれない。つまらないと言うからには一応理由を述べておこう。あくまでも主観です。ネタバレも全開で参りますのでご注意を。
ドッジをなんとかしろ
ドッジってのはジョージクルーにが演じる主人公。そうそう。
本作、 製作・監督・主演、ジョージ・クルーニー
ジョージクルーニーの
ジョージクルーニーによる
ジョージクルーニーのための
映画である。製作とか監督とか脚本とか主演とか音楽とか、その辺を兼ねてやる人の批判ではなくて、もちろん兼任して素晴らしい作品を撮る人もいるわけで。ただこの作品から感じられるのは、
ジョージ「俺ってかっこつけてないのにかっこいいだろう?」
びんびん感じる。実際のところ、知らないよ、そんな気は全くないかもしれない。でも、
びんびん感じる。
ジョージクルーニー批判ではなくて キャラの「ドッジ」批判です。ジョージクルーニーは好きです。「ファミリーツリー」とかすごく好きです。製作・監督・脚本・主演を務めた「スーパー・チューズデー〜正義を売った男」なんかも普通に見れました。
でも、本作のドッジが、このドッジが、 なんか気持ち悪い。
この気持ち悪さを見るために観るのはいいかもしれない。
茶番をなんとかしろ
ロマンティック・コメディと言ってしまえばそれで片付くかもしれない。でも、なんとなく考えた茶番にしか見えなかった。もぐりのバーに警察がガサ入れきて、そこからコメディチックに逃げる感じとか、警察の服きて逃げるところとか。
二人で共通の敵から逃げ切ったことで心を許してキスするとか。なるほどはいはいはい。
カーターと顔を殴り合ったはずが息切れと髪が乱れてるだけで全く無傷だとか。困ったら乱闘シーンにするところとか。最後の試合の逆転勝ちはまぁまだいいよ、いいけどやるならもうちょっとちゃんと書いてくれ。
全然どきどきもしないし、どうなるどうなる、みたいな緊張感もないし、嬉しい期待はずれなんて全くもって皆無。ラストの二人の掛け合いだとか。
「私たちどうなるの?」「結婚しよう」「オフコース」
あーどうでもいい。
タイトル(邦題)をなんとかしろ
原題は「Leatherheads」。
weblioで調べると、主な意味「トクトウチョウ;テロ対策特殊部隊員」。
ん?トクトウチョウって何?
トクトウチョウって何?
ロマンス部分は適当に書いているのに、ロマンティックコメディチックな邦題をつけないでください。
ちなみにleatherheadにはばかという意味もあるそうな。
ビッグガスは出さない、もしくはもっと出せ
何のために出したのか。。何のためにガスに注目させるシーンを撮ったのか。。最初の方のシーケンスだけで後半全くフォーカスもないし。期待の新人が実は全然技術がなくて殴るしかできないヤツだったってことで、笑いをとったことにして終了。いる?
UULAのアプリをなんとかしてくれ
実は本作自体だけが悪いわけではない。つまらないと思った原因の半分はこいつでできている。こいつが途切れ途切れにおなりになりやがって。しばらく待ってみてパッと見たら通信すらお諦めになりやがって。
こっちは諦めずに何度もチャレンジしてたのに「再起動してください」とおっしゃりやがる。再起動すると、「再起動してください」とおっしゃりやがる。
頼む、もうちょっとなんとかしてくれ。無料ならまだしもお金とってるんだから。今のままではサービスとは言えないレベルのアプリ。
極上タバコの代名詞
ラストの退屈な泥仕合(見た目が)を見ながら記者のおっさんが一言。
「ポールモール 極上タバコの代名詞」
ふむ。
ということで
映画みたい欲求を満たしてくれた最高の時間つぶし映画、かけひきは、恋の始まりでした。
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