モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル / Monty Python and the Holy Grail

Monty Python and the Holy Grail (1975) – Trailer

言わずと知れた、モンティパイソンの映画2作目。公開が1975年だから40年以上経っているにも関わらず未だに根強い人気を誇る本作。

モンティパイソンと僕の関わりを話すと、伝説的な番組「空飛ぶモンティパイソン」は一通り鑑賞済み、映画は今回が初、テリーギリアム作品は少し観ている、といったところ。

だからまぁ、なんとなくメンバーにも愛着が少しあって、彼らがどんなコメディを作っているのかはなんとなく知っている程度。でもね、

やっぱり面白いよ。これ。

「何が面白いの?」って言う人は絶対いると思うけど、そんな人のことは気にせず観ればよろし。「空飛ぶモンティパイソン」を観ていなくても、冒頭だけでも見れば割とテイストは掴めると思う。

そして、ところどころヨシヒコ臭がするなーと。その辺も含めてネタバレありつつ参ります。

以下ネタバレありますのでご注意ください。
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概要

基本情報

監督:
テリー・ギリアム(Terry Gilliam)
テリー・ジョーンズ(Terry Jones)

キャスト:
グレアム・チャップマン(Graham Chapman)
ジョン・クリーズ(John Cleese)
エリック・アイドル(Eric Idle)
テリー・ギリアム(Terry Gilliam)
テリー・ジョーンズ(Terry Jones)
マイケル・ペイリン(Michael Palin)

ニール・イネス(Neil Innes)
キャロル・クリーヴランド(Carol Cleveland)
ジョン・ヤング(John Young)
コニー・ブース(Connie Booth)

あらすじ

神のお告げで聖杯の存在を知ったアーサー王は、配下の円卓の騎士たちと共に果てしない探索の旅に出る。行く手を阻む悪い魔女や怪物、謎の黒騎士を退け、アーサー王は聖杯の納められている砦にたどり着くが……。アーサー王の聖杯探索の物語を基にしたファンタジー・コメディ。

とんでもない量

本作では、とんでもない量のギャグが押し込まれている。誰かが調べたところ、10秒に一個挟んでくるペース。こんなんツッコミきれないよね。

一個一個は、くだらねーなー、と思うんだけど、逆に言えば、

それ以外に何を求めているんだ

と。ここまでぶっ飛んでいてくれると、入り込みやすかったりもする。

終わり間際にインターミッション挟んで来たり、ラストはモンティパイソンお得意のメタ視点での「もういい、カメラを止めろ」とやってみたり。そしてエンドクレジットもないと言う。

この満載すぎるギャグがモンティパイソンっぽく、愛され続ける理由かもしれない。おそるべし。

 

低予算だからこそ

ファンの支えで

もともとの彼らの作風もあるんだけど、映画公開時の彼らの人気度を持ってしても資金繰りには苦労した模様。

資金的な援助が得られずに、パイソンズのファンだったピンク・フロイドやらツェッペリンなんかの事務所から資金を調達したらしい。

ピンクフロイドは、空飛ぶモンティパイソンを観るためにレコーディングも中断するようなファンだったと言われていて、ロングセラーでギネス認定された伝説的なアルバム「狂気/The Dark Side of the Moon」で得た資金を渡していた模様。

安っぽさを利用してコメディにする

資金提供を受けていたと言っても厳しい予算。ヨロイのコスチュームもグレアムチャップマン以外はただのウール素材をそれっぽく見せていただけだったり裏では色々と工夫をしている。

どうでも良いけど、グレアムチャップマンはオーファンブラックに一瞬登場したあの人に似ている。多分僕だけだと思うけど。

グレアム・チャップマン

マイケル・ユイスマン(Michiel Huisman)

冒頭からいきなり笑わせてくれたのは、馬に乗ってくるシーン。馬を調達する資金すらなかったようだけど、馬には乗らずに、馬に乗っている風なジェスチャーに、馬の走る音はココナッツを鳴らすという。

Monty Python-Coconuts

実際にココナッツ鳴らす手法は使われていたようだけど、やっている姿を堂々と見せてくるとは。

監督はテリージョーンズとテリーギリアムの2人が担当しているけど、テリージョーンズはコメディ寄り、テリーギリアムはビジュアル寄り、と、目指す方向性が違っていて、撮影中はかなりバチバチだったらしい。

でも、さすがにコメディと映像を作り出すプロ。テリージョーンズについては、何回も行われた試写会での反応を見て、ちゃんと編集に活かしていたらしいし。思想の違いはありつつも、良いものを作りたいと。素晴らしい。

 

ヨシヒコはここからかもしれない。

本作を観ながら、僕は思っていた。

あれ、ヨシヒコはこれを基にしているのか?

と。

まず僕が思ったのは神のシーン。

Monty Python – God

ちなみに神の写真は、19世紀の有名なクリケットの選手、W・G・グレース(W.G. Grace)の写真とのこと。

そんな神のシーンの他にも、森の中でのゆるーい戦いとか、うさぎのくだりとか、モンスターをイラストで描くところとか、色々と思い当たる節がある。で、実際どうなんだろうなーって思って調べてみたら、元ネタはやっぱり本作の模様。

ちなみに、2006年にスパマロット(Spamalot)というミュージカルがブロードウェイで上演されているのだけど、本作ホーリーグレイルを原案としていて、2012年には日本公演もされている。で、2015年にはヨシヒコの福田雄一さんが演出を担当して、再演されている。

ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」が開幕/演出は“勇者ヨシヒコ”の福田雄一

 

ということで

ちょっと復習にこの動画見ただけで、やっぱり面白いなーと思ってしまった。

Monty Python and the Holy Grail (Top 5 Best Scenes)

人生で1度くらい見てみると良いと思う。

とりあえず、モンティパイソンといえば、「空飛ぶモンティパイソン」

そして本作を元ネタにしていると思われるヨシヒコシリーズ

かるーいアドベンチャー繋がりなのかわからないけど、imdbの More Like This にアラバマ物語がでてきた。

アラバマ物語 / To Kill a Mockingbird
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