Together, we are one.
ついに最終シーズン。前シーズンで原点回帰して、仕切り直して全10エピソードで一気にかたをつける。そんな感じ。ここまで4シーズンに渡ってクローンクラブを見てきたからにはなかなか思い入れも入っているということで、絆を見せられたらもう敵わない。
てことで少しネタバレしつつ参ります。
概要
基本情報
2017年 カナダ
製作:
グレアム・マンソン(Graeme Manson)
ジョン・フォーセット(John Fawcett)
キャスト:
タチアナ・マスラニー(Tatiana Maslany)/ サラ、アリソン、コシマ、ヘレナ、レイチェル、クリスタル、ベス、M.K.
ジョーダン・ガバリス(Jordan Gavaris)/ フェリックス
ケヴィン・ハンチャード(Kevin Hanchard)/ アート
アリ・ミレン(Ari Millen)/ アイラ
ジョシュ・ボキー(Josh Vokey)/ スコット
クリスチャン・ブルーン(Kristian Bruun)/ ドニー
マリア・ドイル・ケネディ(Maria Doyle Kennedy)/ ミセスS
エヴリン・ブロシュ(Évelyne Brochu)/ デルフィーヌ
スカイラー・ウェクスラー(Skyler Wexler)/ キラ
ジェームズ・フレイン(James Frain)/ フェルディナンド
スティーヴン・マクハティ(Stephen McHattie )/ P.T.
ジェネッサ・グラント(Jenessa Grant)/ マッド
エリーズ・レヴェック(Elyse Levesque)/ エンガー
アンドリュー・ムーディー(Frontenac)/ フロンテナック
あらすじ
クローンの話。
誰がラスボスか
ずーっと言ってきたドクターモローの島。その島の王がラスボスだったと。まぁ普通と言えば普通に終了。なんやかんやでレイチェルがラスボスになるのかと予想していたけど、なんとも微妙なそして少し切ない立ち位置になった。
PTの最後もなかなか微妙だった。意外とあっさりと、よく分からない最期。そんなに思い入れもないし。ま、きっと主題がそこじゃないってことだね。倒したことで誰かしらの所有物ではなくなって自由を手にしたと、決着がついたことになるしね。だから、姉妹たちを描く時間を確保するとなると、あれくらいのあっさり感で個人的には良かった。
一方ラスボスになり損ねたレイチェル。アイデンディティを追い求めながらも利用されていることを知り、それでも追い求め、陰でシスターたちに力を貸していると。ああ切ない。しかし、最後の方の吹っ切れた時の髪ボサボサレイチェルが可愛かった。
幸せにね、レイチェル。
普通を求めたアリソン
普通を求めてきたアリソンは、やることなくなってしまった。普通の家庭を築きたいと思いつつ、周りからは嫌われるアリソン。そんな時に助けなかったエインズリーの言葉。
「他の道を考えているなら、信じて進むべきよ。」
はい。ありがとうございます。
ドニーとのコンビもこれで見納めか。。
Ain’t no mountain high enough
反動からか、その後イメチェンするアリソン
なぜだ。
何はともあれ
シリーズ全体を通して、家族とかクローンクラブの絆を描いてきた本作。それが1番魅力。生み出した側が敵にはなるけど、彼らがいなければ存在しなかったことも事実。その辺のジレンマ感はなかなか難しい。
エピソード8では最終決戦前のブレイクでフェリックスのショーがあった。あの家族紹介がね。なかなか泣ける。そしてさりげなくかかる姉妹の歌。良いね。YouTubeで探して見たけど残念ながらなさそうだった。そしてこのエピソードではミセスSがお亡くなりに。彼女が残した手紙もまたね。泣かせにきているのがちょっと。うるっときたけど。
しかし、ミセスSにミカ、マークにグレイシー、それから敵の方々、最後だから惜しみなく散っていったね。色々とサラを中心に巻き起こってきたけど、そのおかげでサラは成長した。最後までサラとヘレナを筆頭にサバイバル能力を見せつけてくれた。女性の力強さを見せつけてくれた。サラはまた逃げ出しそうになったけど、姉妹たちの絆があればこれからもやっていけるだろう。
的な雰囲気を醸し出しつつ最後の大団円。ヘレナが書いたオーファンブラック。自由の身を楽しんでください。
誰が良いか
勝手に恒例化している誰が良いか問題。
もう良いか、これは。でもピンポイントで言えば、吹っ切れた髪をセットしていないレイチェル。
吹っ切れた髪をセットしていないレイチェル!
ということで
タチアナマスラニー、本当にお疲れ様でした。ちなみに映画化しようかな、なんて話も出ている模様。気長に待ちましょう。
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