概要
基本情報
1995年 アメリカ
監督:マイケル・マン(Michael Mann)
キャスト:
アル・パチーノ(Al Pacino)/ ヴィンセント・ハナ
ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)/ ニール・マッコーリー
ヴァル・キルマー(Val Kilmer)/ クリス・シヘリス
ジョン・ヴォイト(Jon Voight)/ ネイト
トム・サイズモア(Tom Sizemore)/ マイケル・チェリト
ダイアン・ヴェノーラ(Diane Venora)/ ジャスティン・ハナ
エイミー・ブレネマン(Amy Brenneman)/ イーディ
アシュレイ・ジャッド(Ashley Judd)/ シャーリーン・シヘリス
ミケルティ・ウィリアムソン(Mykelti Williamson)/ ドラッカー
ウェス・ステュディ(Wes Studi)/ カサルス
テッド・レヴィン(Ted Levine)/ ボスコ
デニス・ヘイスバート(Denis Haysbert)/ ドナルド・ブリーダン
ウィリアム・フィクナー(William Fichtner)/ ロジャー・ヴァン・ザント
ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)/ ローレン・グスタフソン
トム・ヌーナン(Tom Noonan)/ ケルソ
ケヴィン・ゲイジ(Kevin Gage)/ ウェイングロー
ダニー・トレホ(Danny Trejo)/ トレヨ
解説・あらすじ
犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリーは、クリス、チェリト等と現金輸送車を襲い有価証券を奪う。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナは、少ない手掛かりから次第にマッコーリー達へ近づいていく。マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった……。
批評と受賞歴
ノミネート
サターン賞:アクション/アドベンチャー賞、助演男優賞(ヴァルキルマー)
シカゴ映画批評家協会賞:作品賞、助演女優賞(ダイアンヴェノーラ)、撮影賞、音楽賞
その他いくつか。
批評
・Rotten Tomatoes:86% 7.8 / 10
・Metacritic:76 / 100
・Roger Ebert:3.5 / 4
・IMDb:8.2 / 10
アルパチーノとロバートデニーロ
アルパチーノとロバートデニーロ。ゴッドファーザー PART Ⅱで一応は同じ作品には出ているけども、時系列の異なる部分での出演だったから交わることはなかった。なので本作が実質の二人の共演作。
ということを全面に売りにして出されたらしいけど、ここに期待をしていた人は多分おそろしく不満を持つんだろう、と思う。でも二人がメインキャラクターで、追う側と追われる側だからメインキャラクター故に対峙する場面が限られてくるのは致し方ない、とも思う。
確かに2人のシーンをもっと見たいような気もするけど、個人的にはあれで良かったかなぁと思っている。観客の期待に応えて2人のシーンを無駄に増やしたとしても物語がね。
ロバートデニーロが綿密に計画を立てて冷静に行動する、たまりませんな。
アルパチーノが勘と経験と度胸で熱く吠える、たまりませんな。
170分と長丁場ではあるけれど、2人がどんな人柄か、どんな人に囲まれて、どんなプライベートを送り、どんな思いをもって仕事をしているか。じっくりと2人を描いてそしてラストへ。
たまりませんな。
そして単純なアクションとしても観るべきは銃撃戦。予告編にもあるように、確かに映画史に残る銃撃戦かもしれない。リアルな感じを出せるのは本物の音を使っているから。そして前もって訓練も受けているんだとか。
あとは小ネタメインで参ります。ちょっとしたネタバレもありますので以下ご注意を。
レストランのシーン
結局例の2人が一緒のシークエンスは2場面。レストランと、最後の対決。このレストランの場面、もちろん重要なシーンなんだけど、劇中2人が初めて、面と向かってお互いの話をする。
初対面、ってことなんで、よりリアルな感じを出すためにロバートデニーロが監督に、「リハーサル要らなくね?」って提案して、監督も「そうだね」って言ってリハーサルなしのぶっつけでいくことになった、ってアルパチーノが言ってた模様。
実際に使われたレストラン、Kate Mantilini では、 席は ”The Table” としてファンもよく来ていたとのこと。残念ながら2014年に閉店してしまっているらしい。
元になった実在の人物とテレビ映画
やっぱり2人が絡むシーンが印象的だけど、本作には映画の元になった話というか実話がある。マイケルマン監督の友達が警官だったらしく、実際に彼が必死に追っかけていた銀行強盗が ”Neil McCauley” なんだと。
どこまで真実に近いかは分からないけど、
Neil McCauleyをコーヒーに誘ったこと、
ラストシーンにあった撃ち合いの末の結果、
そして2人の間にあったお互いを認める感情、
この辺は事実からもってきているとか。
あとマイケルマン監督が1989年にテレビ映画として作った “L.A. Takedown” って作品がある。でも本人的に微妙だったらしく、映画として作り直したのが本作、ヒートらしい。
他のキャストの話
アルパチーノ
アルパチーノの本作の有名なシーン
“GREAT ASS” ってアドリブで言っているとか言っていないとか。
ケヴィンゲイジ
ケヴィンゲイジが演じるウェイングロー。彼にはモデルがいる。waingroっていう名前の本当の犯罪者。ケヴィンゲイジが捕まって刑務所に入った時、囚人とか看守からwaingroって呼ばれていたそうな。ややこしい。
ネイト
ジョンヴォイトが演じるネイト。彼にもモデルがいる。エドワードバンカー(Edward Bunker)っていう元囚人。出てきてからは作家、脚本家、俳優として活躍した。彼の小説のファンであるタランティーノはレザボアドッグスで Mr.ブルー役で出演してもらっている。
ちなみに本作でトレヨ役で出ているダニートレホは刑務所で彼と会っているらしい。
イーディ
イーディ役のエイミーブレネマン。最初に脚本見たときに、なんだか血が多いしモラルもないし、出たくないって思ったんだって。でもそんな風に思うのはイーディ役にぴったりだって監督は思った。
ということで
ヒートでした。
ロバートデニーロはやっぱ グッドフェローズ、
デニーロの爽やか映画なら マイインターン(記事へ)、
アルパチーノはやっぱり ゴッドファーザー、
なんかもおすすめです。
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