概要
基本情報
2004年 アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)
キャスト:
レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)/ ハワード・ヒューズ
ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)/ キャサリン・ヘプバーン
ケイト・ベッキンセイル(Kate Beckinsale)/ エヴァ・ガードナー
ジョン・C・ライリー(John C. Reilly)/ ノア・ディートリッヒ
アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)/ ホアン・トリップ
アラン・アルダ(Alan Alda)/ オーウェン・ブリュースター議員
イアン・ホルム(Ian Holm)/ フィッツ教授
ダニー・ヒューストン(Danny Huston)/ ジャック・フライ
グウェン・ステファニー(Gwen Stefani)/ ジーン・ハーロウ
ジュード・ロウ(Jude Law)/ エロール・フリン
ウィレム・デフォー(Willem Defoe)/ ローランド
ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)/ ココナッツ・グローブの歌手
解説
巨匠マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオを主演に迎え、富豪ハワード・ヒューズの半生を描く伝記映画。第62回ゴールデン・グローブ賞作品賞を受賞した名作。ハワードが愛した女性をケイト・ブランシェットとケイト・ベッキンセールが演じる。次第に心を病んでいくハワード・ヒューズを演じるディカプリオの迫真の演技は必見。
あらすじ
父親が他界し、その巨万の富を受け継いだハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)は、ハリウッドに進出、映画『地獄の天使』の撮影を開始する。
批評と受賞歴
受賞
アカデミー賞:助演女優賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣裳デザイン賞
ゴールデングローブ賞:作品賞、主演男優賞、作曲賞
その他多数。計79受賞。
ノミネート
アカデミー賞:作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞、音響賞
ゴールデングローブ賞:助演女優賞、監督賞、脚本賞
その他多数。計119ノミネート。
批評
・Rotten Tomatoes:87% 7.8 / 10
・Metacritic:77 / 100
・Roger Ebert:4 / 4
・IMDb:7.5 / 10
偉業
面白かった。ちょっと長いけど。平々凡々と過ごしてきた私にとっては、こんな次元の違う人には共感も何もないのだけど、一応は伝記映画として実際にこういう人物が存在して、世の中を動かしていたんだって思うとちょっと羨ましくもあり、逆に憐れみの目でも見れる。
偉業を成し遂げた人の裏の苦労話だとか、ちょっと変わった人でしたなんて話はそこら中に溢れているし映画とかテレビにするネタとしては真っ先に思いつくところだけど、それでも、人を魅了する何かがあるのは確かで、自分の信念を貫いていることは確か。
ブレない何かを持っている人はやっぱりかっこいいし、それでも完璧ではなく押しつぶされそうになることもある。自分が鬱に入っていても周りの世界は動いていく。
飛行機への熱意
ハワードヒューズは特に映画と飛行機に熱意を注いでいたけど、飛行機をじっと眺めるシーンらへんを見て、ジブリのあれを思い出した。
風立ちぬ
莫大なお金をかけてでも、売れなくなったとしても好きな飛行機を作りたい。一方で、戦争に使われるとしても飛行機のことを考えてしまう。飛行機にかける思いだけだけど。
制作側の熱意
ハワードヒューズの物語を書くにあたって、だいぶ紆余曲折があったっぽい。なんだか英語でごちゃごちゃ書いてあった。熱意が足りなくて読むのを諦めた。
本作は撮影賞を受賞しているけど、そのへんのこだわりもあった模様。劇中の時間軸に合わせて、当時の撮影技術の手法で撮っている。始まってから52分までは1935年だから、1935年までの技法で、それ以降はまた別の技法で、みたいな感じ(だと思う)。
ケイトブランシェットの熱意
ハワードヒューズにはあんまり興味がなかったけど、ケイトブランシェットが見たかった。今回はこんな感じ。
下記でそれぞれの役が見れる。
http://www.howtallis.org/cate-blanchett-height-weight-measurements/
(見れなくなってた 2017/7/10)
他のキャスト陣も実在の人物がいるということもあって、 だいぶ研究したらしい。
ということで
今回はさくっと終わります。
スコセッシとディカプリオは悩むけど、ウルフオブウォールストリート(記事へ)、
ケイトブランシェットはやっぱり ブルージャスミン(記事へ)、
偉業物語系は イミテーションゲーム(記事へ)
なんかもおすすめです。
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