概要
基本情報
2008年 アメリカ
監督:デヴィッド・フランケル(David Frankel)
キャスト:
オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)/ ジョン・グローガン
ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)/ ジェニー・グローガン
エリック・デイン(Eric Dane)/ セバスチャン・タンニー
アラン・アーキン(Alan Arkin)/ アーニー・クライン
ヘイリー・ハドソン(Haley Hudson)/ デビー
ヘイリー・ベネット(Haley Bennett)/ リサ
キャスリーン・ターナー(Kathleen Turner)/ コーンブラット
ネイサン・ギャンブル(Nathan Gamble)/ 10歳のパトリック・グローガン
ブライス・ロビンソン(Bryce Robinson)/ 7歳のパトリック・グローガン
フィンリー・ジェイコブセン(Finley Jacobsen)/ 8歳のコナー・グローガン
ルーシー・メリアム(Lucy Merriam)/ コリーン・グローガン
解説
子育ての予行演習のつもりで犬を飼い始めた新婚夫婦と、ラブラドール・レトリバーの愛ときずなを描く感動作。愛犬との生活を通し、結婚生活をめぐる普遍的な悩みや問題を描き出したベストセラー・エッセーを映画化。監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。主人公夫婦を『ダージリン急行』のオーウェン・ウィルソンと「フレンズ」のジェニファー・アニストンが演じている。泣いて笑って、最後は温かい気持ちになれる一作。
あらすじ
ジャーナリストとして働く新婚夫婦のジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。しかし、やって来たラブラドール・レトリバーのマーリーは、手に負えないほどやんちゃで、何でもかんでも食べたがるおバカな犬だった……!
批評と受賞歴
受賞
BMI Film & TV Awards:BMI Film Music Award(セオドア・シャピロ)
ティーン・チョイス・アワード:Choice Movie: Bromantic Comedy
ノミネート
Kids’ Choice Awards:Blimp Award(Jennifer Aniston)
ティーン・チョイス・アワード:Choice Movie Actress: Comedy、Choice Movie Liplock
批評
・Rotten Tomatoes:63% 6 / 10
・Metacritic:53 / 100
・Roger Ebert:3 / 4
・IMDb:7.1 / 10
素直な気持ちで
素直な気持ちで観よう。
卑屈な見方をしてはいけない。
純粋に、単純な、ストレートにシンプルなハートフルムービー
だから。ちょうど本作を観た時は心穏やかな気持ちだったおかげで割と楽しめた。
僕は今までの人生で、犬、その他動物を飼ったことがない。だから本当の共感はできないけども、できないけども、意外と感動。という感じで上から目線で若干トゲのあるように聞こえるかもしれないけど。
動物含めたファミリーストーリー。家族をとるか仕事をとるかも含め。比較要員としてのセバスチャンがいるけど、数年経った後の再会がなんとも。でもそこは良かった。
まぁそんな感じでもうちょい細かくゆるくいきます。以下、ネタバレあったらすみません、ご注意ください。
原作と続編
本作は同名の体験記が元になっている。著者は本作役名にも使われジョングローガン(John Grogan)さん。トレーニングクラスのシーンでコッカースパニエルの飼い主として、カメオ出演している。らしい。
本作の結果が良かったからかどうかは知らないけど、続編が作られている。映画ではなくテレビドラマ版で。続編というかマーリーの子犬時代の話だからプリクエル。
ちなみに本作ではマーリーが生まれてからその生涯を終えるまでの14年間のシーンの間に、総勢22匹のラブラドールレトリバーが演じている。
監督と音楽
監督はデヴィッドフランケルという「プラダを着た悪魔」の監督さん。音楽はセオドアシャピロという「プラダを着た悪魔」の音楽担当さん。
全体的に
本作を観ると、すごく 犬と戯れたくなる衝動にかられる。でも、なんだか普通。原作のまま映画にしたのかが気になるところだけど、
「普通に愛犬と過ごして、死んじゃって悲しい。家の中ぐちゃぐちゃになったり色々あったけど、なんだかんだで楽しかったよね。」
で終了。
普通。
タイトルにマーリーってつけちゃってるんだし、愛犬中心の話で進めるなら、もうちょっと前半に困難さを醸し出すとかして後半の盛り上がりが欲しかった。。続編がテレビドラマになって作られたけど、最初からテレビでも良かったんじゃないかと。
前半は元気に家の中を荒らす役回りなだけだし、それが後半活きてくるかというと、老いを表す比較のためだけという。だから前半観てなくても犬を飼った経験があれば最後はなんとなく悲しくなるしなんとなく感動できる感じ仕上がる。そうなると、この作品完全に 犬を飼ったことがある人だけに向けられている感じ。
共感させる行為を観る人の経験に委ねている。と、なんだかんだ言いつつも
意思の弱い僕は雰囲気にながされて少しじーんとしました。
最後のアドバイスは、冷静になる前に忘れること。
ということで
犬映画でした。
オーウェンウィルソンが出ている ライフ・アクアティック(記事へ)、ダージリン急行、ミッドナイト・イン・パリ
なんかもおすすめです。
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