概要
基本情報
2013年 アメリカ
監督:ルイ・レテリエ(Louis Leterrier)
キャスト:
ジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg)/ J・ダニエル・アトラス
マーク・ラファロ(Mark Ruffalo)/ ディラン・ローズ
ウディ・ハレルソン(Woody Harrelson)/ メリット・マッキニー
アイラ・フィッシャー(Isla Fisher)/ ヘンリー・リーブス
デイヴ・フランコ(Dave Franco)/ ジャック・ワイルダー
メラニー・ロラン(Melanie)/ アルマ・ドレイ
モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)/ サディアス・ブラッドリー
マイケル・ケイン(Michael Caine)/ アーサー・トレスラー
デヴィッド・ウォーショフスキー(David Warshofsky)/ コーワン
マイケル・ケリー(Michael Kelly)/ フラー
コモン(Common)/ エバンス
ジョゼ・ガルシア(Jose Garcia)/ エチエンヌ・フォーシエ
カトリーナ・バルフ(Caitriona Balfe)/ ジャスミン・トレスラー
イライアス・コティーズ(Elias Koteas)/ ライオネル・シュライク
解説
『トランスポーター』シリーズなどのフランスの鬼才ルイ・ルテリエが監督を務め、希代のプロマジシャン、デヴィッド・カッパーフィールドが協力した娯楽作。マジックを駆使して瞬く間に大金を強奪する4人のマジシャンと、彼らを追い掛ける捜査官たちのチェイスを描く。グループのリーダーを『ソーシャル・ ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグが演じ、FBI捜査官を『キッズ・オールライト』のマーク・ラファロが演じている。華麗な映像トリックや、予測不能の物語に魅了される。
あらすじ
マジシャンとして一流の腕を持つアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼 らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い 止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が捜査を始めるものの……。
批評と受賞歴
批評
・Rotten Tomatoes:49%、5.7 / 10
・Metacritic:50 / 100
受賞
ピープルズ・チョイス・アワード:Favorite Thriller Movie
娯楽映画
続編の「グランドイリュージョン 見破られたトリック(NOW YOU SEE ME 2)」が9月から公開されるということで。そして続編にはダニエル・ラドクリフくんが参加するというニュースをみたので。そして 3が企画されていると噂されているらしいので。
とりあえず観ておこうかなくらいの、ぶっちゃけ、そんなにウキウキせずに観ました。
一言言えるとしたら、
まぁ、楽し。。かった。。よね。
どなたかくりぃむのANNが復活した回録音してたらください(本気で)。
ノリはオーシャンズシリーズ。クライム系の鮮やか系のどんでん返し系。そんな本作を観て思ったことがある。
今オーシャンズ観たら好きじゃないかもしれない。
オーシャンズシリーズといえば、
豪華キャストを揃えまくってシャレオツぶったご都合主義のマスターベーション映画だ、
とか、
マスターベーション映画だ、
とか、
マスターベーション映画だ、
とか散々言われているわけだけど。
それに対して、個人的には、そんなことないよ、面白い映画だよオーシャンズ、って言い続けてきた(心の中で)。でも覆りそう、ごめんオーシャンズ。
多分、映画を観る視点が変わってきたんだろうなぁと勝手に分析をしている。別にどっちが良いとか悪いとかじゃないとは思うけど。鮮やかに完璧にミッションをこなしていくあたりはすごく面白いし、映像的にも派手に演出してくれているので、そういう意味では見応えがある。
だから、
娯楽映画としては超優秀。
あとは観る人の伏線探す力と寛容さで面白いと思うかどうかが変わってきそう。
ってことで、小ネタ入れつつ、ネタバレありつつで参ります。
※小ネタ話でも意図せずネタバレしている可能性があり、トリック系の話なので、特にご注意ください。本当にご注意ください。
製作とキャスト陣
監督:ルイ・レテリエ
このお方、聖闘士星矢ファンらしく、「タイタンの戦い」では神様の衣装に聖闘士星矢さを出しているらしい。で、リーアムニーソンがその衣装きて出てきた時は 「聖闘士星矢だ」 って思ったらしい。
コモン
もともとラッパーで Common Sense として活動してた。では一曲。
どなたかご結婚おめでとうございます。
小ネタ1:ピラニアシーン
冒頭のヘンリー登場のピラニアシーン。チェーンがひっかかって、上に上がれず、ピラニアに食われた、と思わせつつ、実は脱出してましたー。っていうピラニアシーン。
実は最初の撮影時、本当にチェーンが引っかかって、かなりやばかったらしい。でも、かなりやばそうだって見せる場面だから、しばらく気付かれなかったらしい。。
命がけの演技をぜひご覧ください。
小ネタ2:ダニエルとマッキニーの初対面シーン
呼び出された部屋の前で待つマッキニー、そこに登場するダニエル。この初顔合わせの時に
マッキニー「君は少し仕切りたがり屋」
ダニエル「前にどこかで会った?」
って感じのやりとりがある。
もちろん会話の流れとか、マッキニーのメンタリストとしての才能を示すとかもあるんだけど、 ゾンビランドでの二人の共演 も踏まえての会話だと考えるとちょっと興奮する。
ゾンビランド(Zombieland)はジェシーアイゼンバーグとウディハレルソンが共演しているゾンビコメディ映画。
ゾンビランド(記事へ)
ジャンル
ケイパームービー、というジャンルになるらしい。英語で検索するとケイパーストーリー(Caper stroy)って言うらしい。クライムフィクションのサブジャンル。
オーシャンズシリーズ然り、スティング(The Sting)とか、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(Lock, Stock and Two Smoking Barrels)とか、スナッチ(Snatch)とか、バンクジョブ(The Bank Job)とか、インセプション(Inception)とか。
うん。自分が好きなジャンルかもしれない。ひとつ賢くなった。
残る疑問(個人的に)
最初のパリの銀行の紙幣を消したマジック。「昔から使われるフラッシュペーパーさ」的なことを言ってたけど、
どうやって燃やした
燃えて灰も出ずに消えて無くなったのはわかった。
で、
どうやって燃やした
なんか言ってたっけ?
あと手錠の掛け直しと缶のなかに鍵、のところもどうやったのかがすごく気になる。それやってる間に別の小細工してました、とかはいいからそっちの種明かしをお願いしたい。
強すぎるメンタリスト
あんな確度と影響の強い催眠術を持ってたらもうね、 なんでもそれで通ってしまうよ。
第五のホースメン
マークラファロが「第五のホースメンが誰か」を探っていたのは、自分が疑われないように。
マークラファロが一人の時でも、4ホースメンを必死に捕まえようとしていたのは、4ホースメンがeyeに相応しいかを見極めるために。
とか適当にロジックをつけるとしても、ちょっとずるくないか。この描き方は。上記みたいなシーン見せられたら、第五のホースメン被疑者から外したくもなる。一応最後まで疑ってはいたけど。
なぜなら
冒頭のフードかぶってた人の身長が妥当だから。
でも、ちゃんと伏線はってたらしい。カードがどうこうとか、あと、えっと。とにかくちゃんと伏線ははっていたらしい。
文句言ってすみませんでした。
ということで
映像的な見た目でも楽しめる作品、グランドイリュージョンでした。
主演のジェシーアイゼンバーグが出てるソーシャルネットワーク、イカとクジラ(記事へ)、
マークラファロが出てる キッズ・オールライト(記事へ)、
あとホースメンつながりで、(Netflix限定だけど)「ボージャック・ホースマン(BoJack Horseman)」。これがなかなかハマる。
なんかもおすすめです。
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