概要
基本情報
1994年 アメリカ
監督:
ピーター・ファレリー(Peter Farrelly)
ボビー・ファレリー(Bobby Farrelly)
キャスト:
ジム・キャリー(Jim Carrey)/ ロイド・クリスマス
ジェフ・ダニエルズ(Jeff Daniels)/ ハリー・ダン
ローレン・ホリー(Lauren Holly)/ メアリー・スワンソン
マイク・スター(Mike Starr)/ ジョー・メンタリーノ
カレン・ダフィ(Karen Duffy)/ J・P・シェイ
チャールズ・ロケット(Charles Rocket)/ ニコラス・アンドレ
テリー・ガー(Teri Garr)/ ヘレン・スワンソン
ヴィクトリア・ローウェル(Victoria Rowell)
キャム・ニーリー(Cam Neely)
リン・シェイ(Lin Shaye)
ハーランド・ウィリアムズ(Harland Williams)/ ペンシルベニア州警察警官
批評と受賞歴
・MTVムービー・アワード:最優秀コメディパフォーマンス(ジムキャリー)
・ゴールデンラズベリー賞ノミネート(ジムキャリー)
・Roger Ebert:2 / 4
・Rotten Tomatoes:66%、5.9 / 10
バカだ
2014年に20年ぶりに続編がでて話題になったMr.ダマー。プリクエルとかアニメ版とかあったりしたけど、シークエルとしては1994年の公開以来初。(プリクエルとシークエルが言いたいだけです)
1994年以降、カルト的な人気を博している。1994年、ジムキャリーは3本の映画で主演。「ジムキャリーはMr.ダマー」「エース・ベンチュラ(Ace Ventura)」「マスク(The Mask)」。
個人的にはエースベンチュラ押し。なぜならめちゃめちゃくだらないから。本作の批評は厳しかったけど、ロジャーエバート「ジムキャリーの演技は ”true original”」と賞賛。あとラジー賞に選ばれたけど、別に ラジー賞 = 駄作 では決してないと思っている。
その人の役が合ってなかったとか変な役やらされたとか、そんなんでラジー賞になっちゃうからね。今回は、ネタバレありとかなしとかどうでも良いよね、
とにかく観て、おもいっきり楽しめ
ということで。以下、暇な人だけ読んでください。
シリーズ
新 Mr.ダマー ハリーとロイド、コンビ結成(Dumb and Dumberer: When Harry Met Lloyd)
2003年にプリクエルとして作られた作品。彼らが出会った学生時代を描いている。
問題は、
ジムキャリーとジェフダニエルズが出演してなければ監督も違う。
原作は一応ファレリー兄弟が書いてはいるみたいだけど。これはかなり批評家からはこき下ろされた。
・Rotten Tomatoes:10%
予算19ミリオンドルに対して興行収入的は40ミリオンドル弱でクリアしつつも、オリジナルの1作目なんて予算17ミリオンに対して247ミリオンドルだからね。
監督:トロイ・ミラー(Troy Miller)
コメディ映像いっぱい撮ってる人だけど、残念ながら映画はだめっぽい。
ハリー役:デレク・リチャードソン(Derek Richardson)
ホステル(Hostel)に出てる。
ロイド役:エリック・クリスチャン・オルセン(Eric Christian Olsen)
テレビのNCIS:Los Angelesに出てる。
新しい人1:レイチェル・ニコルズ(Rachel Nichols)
テレビドラマの方でアワードをいくつかとってる。
新しい人2:ミミ・ロジャース(Mimi Rogers)
一時期トムクルーズと結婚してた。ちなみに副題?のWhen Harry Met Lloydは 「恋人たちの予感(When Harry Met Sally)」(1989)からとっている。
Dumb and Dumber : The Animated Series(TV Series)
1995年のアニメ版。
2人より賢い紫色のビーバーが登場。
Dumb and Dumbest
フラッシュアニメ? カートゥーンネットワークで今年オンエアらしい。
帰ってきた Mr.ダマー バカMAX!(Dumb and Dumber To)
これが続編。2014年。こっちも批評はやばかったけど、興行収入もそれなりにはいった(予算40ミリオンドル、興行収入169ミリオンドル) 。やはり1作目が神格化している模様。
製作陣とキャスト
ファレリー兄弟
mrダマーで映画監督デビュー。「メリーに首ったけ(There’s Something About Mary)」(1998) が有名。
ジムキャリー
は飛ばす。けど1つ紹介。異常に中毒性が高い。。
ジェフダニエルズ
も飛ばす。イカとクジラ(記事へ)ではお父さん役。最近だとオデッセイに出ている。
ローレンホリー
ローレンホリーとメリンダ・クラーク(Melinda Clarke)に似てる。本作なんてそっくりだと思うんだけど。どうでもいいけど。
ローレンホリー
メリンダクラーク
はい、毎度のごとく、こうやって並べちゃうとね。。映画の中で動いてる時の眉をひそめた時がすごく似てる。
マイクスター
胃潰瘍の薬と間違えて毒薬飲まされて死んじゃった人役。グッドフェローズ、ボディガード、エド・ウッド、ミラーズ・クロッシングとかいろいろ出てるね。身長192センチで悪役とかその辺の役柄が多い。
カレンダフィ
胃潰瘍の薬と間違えて毒薬飲まされて死んじゃった人役の相棒?役。最近だとウェスアンダーソン監督のファンタスティックMr.Foxに声の出演。
チャールズロケット
誘拐事件の黒幕役。サタデーナイトライブのメンバーになって出てきた人。でも視聴率は最悪だった。映画にはちょこちょこ出つつ、最初がテレビだからか、テレビ関係の方が出演が多い。
ヴィクトリア・ローウェル(Victoria Rowell)
ひどい元彼と別れた話をベラベラとしゃべる女性、のふりをしているFBIの人役。バレエダンサー、モデル、女優、ライター、プロデューサーと、多彩な人。
「Dr.マーク・スローン(Diagnosis: Murder)」っていうテレビドラマの役が有名。らしい。「ザ・ヤング・アンド・ザ・レストレス(The Young and the Restless)」っていう昼ドラでも長年レギュラーをやってた。
NAACPイメージアワードに何回も選ばれてる。
キャム・ニーリー(Cam Neely)
ロイドに騙されて勘定つけられた上にトイレでドアぶつけられてノビた人役(シーバス役)。 「ふたりの男とひとりの女(Me, Myself, and Irene)」(2000)でもシーバス役で出ているらしい。カメオ出演で。
元々はアイスホッケーの選手だったんだって。
リン・シェイ(Lin Shaye)
ホラー系によく出ている。らしい(僕はほぼホラー観ない)。メリーに首ったけにも出ている。最近評価されたのは「インシディアス(Insidious)」(2010)とか。まぁいろいろ出ている。
フレッド・ストーラー(Fred Stoller)
怒り心頭に発した電話ボックスで殴られた人役。フレッドストーラーというコメディアン、声優、俳優、ライター。テレビにちょこちょこ出ているからどこかで観たことあるかもしれない。
ハーランド・ウィリアムズ
瓶に入れたおしっこ飲んじゃった警官役。
音楽
最後に音楽。今回記事のメイン。というか、もはやサントラ化しちゃおうか。正直、時代は感じざるを得ない。
がしかし!
センスの良いテンションの上がる曲がいっぱい使われております。
・Crash Test Dummies – The Ballad of Peter Pumpkinhead
XTCのコメディアングループによるカバー曲。 ジェフダニエルズがMVに出ている。面白い。
・Deadeye Dick – New Age girl
奇しくもこちらもパンプキンヘッドがMVに登場。
・Pete Droge – If You Don’t Love Me (I’ll Kill Myself)
・Willi One Blood – Whiney, Whiney
・Butthole Surfers – The Hurdy Gurdy Man
何この病気ソングって思うよね。でもオリジナルもほぼ変わらないという衝撃の事実。
・Donovan – Hurdy Gurdy Man
こっちがオリジナル。ドラッグでやられてるんだと思われる。なんでもギターがジミーペイジでツェッペリンの原型という話を他のブログで見た。
・Apache Indian – Boom Shack-A-Lack
これはサントラ未収録。でも好き。
ちなみにブンシャカラカはインドの言葉で「あらえっさっさ」の意味。
の意味。
とか言ってるけど全然意味わからないけどね。ただの合いの手的なことだね。ビッグバンどうこう言うつもりは一切ありません。
なんとなくバンジョーとカズーイのイーガンボーガンの曲を思い出した。あとあれ、あれも同じ匂いがする。「I like to mov it」。マダガスカルね。
元ネタは Reel 2 Real
ということで
あんまり細かいことは気にせずに、とにかく観て笑って楽しんでください。
続編の記事はこちら
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