マッドマックス/サンダードーム / Mad Max Beyond Thunderdome

 

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概要

基本情報

1985年 オーストラリア
監督:
ジョージ・ミラー(George Miller)
ジョージ・オギルヴィー(George Ogilvie)
キャスト:
メル・ギブソン(Mel Gibson)/ マックス・ロカタンスキー
ティナ・ターナー(Tina Turner)/ アウンティ・エンティティ
ブルース・スペンス(Bruce Spence)/ ジェデダイア
アダム・コックバーン(Adam Cockburn)/ ジェデダイア Jr.
フランク・スリング(Frank Thring)/ ザ・コレクター
アンジェロ・ロシット(Angelo Rossitto)/ マスター
ポール・ラーソン(Paul Larsson)/ ブラスター
アングリー・アンダーソン(Angry Anderson)/ アイアンバー
ロバート・グラップ(Robert Grubb)/ ピッグキラー
ヘレン・バディ(Helen Buday)/ サバンナ・ニックス
トム・ジェニングス(Tom Jennings)/ スレイク
エドウィン・ホッジマン(Edwin Hodgeman)/ ディールグッド
ロッド・ズアニック(Rod Zuanic)/ スクルールース
ジョージ・スパーテルズ(George Spartels)/ ブラックフィンガー
ボブ・ホーナリー(Bob Hornery)/ 水商人
アンドリュー・オウ(Andrew Oh)/ トン・トン・タトゥー

解説・あらすじ

砂漠を彷徨うマックスが辿り着いたバータータウン。その町で野蛮な女支配者により、球状の檻に囲まれた“サンダードーム”での戦いを強いられたマックスは一人砂漠へと追放。行き倒れた所を救われた子供たちの村に招かれ親代わりのように慕われていく……。

批評と受賞歴

受賞

NAACPイメージ・アワード:主演女優賞 グラミー賞:最優秀女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞(ティナ・ターナー)

ノミネート

アメリカ映画音響編集者組合賞:音響賞 サターン賞:SF映画賞、監督賞、脚本賞、衣装デザイン賞 ゴールデングローブ賞:主題歌賞

批評

・Rotten Tomatoes:81% 6.4 / 10
・Metacritic:80 / 100
・Roger Ebert:4 / 4
・IMDb:6.2 / 10

 

荒廃した世界へ

マッドマックスシリーズの3作目。さてさて、これは、 あまりハマらなかった。批評家たちは割と良い評価、一般観客はそこまでよろしくない評価。2作目は面白かったのに、 なぜだ。

基本的にカーチェイス的なものは今回あまりない。そして全体的な話の流れが自分には合わなかったのかもしれない。急にターザン要素出てくるし、え?って思ったら観る気をなかなか失った。

まぁ、全部観たけど。

なんだか無理矢理つなげた感がある気がする。砂漠に放り出されるまでは結構わくわくして観てたはずなのに。タイトルにくっついている ”サンダードーム” も見せ場があれだけとは(後半あんまり真剣に観てなかったので出てきてたらすみません)。

冒頭から混乱させられた。というのも

ブルーススペンス、あなたのせいです。

と、人のせいにしてみる。

前作でキャプテンやってたよね、ジャイロキャプテン。で?今回は?航空機乗ってたよね。あらすじも何にも予備知識なしに観たからさ、同じ人物だと思っちゃったよ。あー紛らわしい。

とは言いつつも、やっぱり 荒れ果てた世界観は素晴らしい。バータータウンの感じが好き。

ちなみに本作は、2作目から15年後の世界、1作目から2作目が5年後の世界だから、1作目から本作3作目で20年経っている世界観。ってどこかで見た気がする。

てな感じで今回は小ネタメインで参ります。

 

バイロンに捧ぐ

最後に “バイロンに捧ぐ” って出てくるけど、マッドマックス1作目、2作目の製作をやってた バイロン・ケネディ(Byron Kennedy)さんのこと。ジョージミラー監督と一緒にマッドマックスを作ってきたこのお方がヘリコプターの事故で亡くなられた。

だから当然だけど監督はすっかり滅入っちゃった。そんなこともあってかは知らないけど本作ではアクションシーンをジョージミラー監督が、残りをジョージオギルヴィー監督が務めている。ちなみに映画初監督作品。

 

ハリウッド絡み

今回からはハリウッドが絡んでくる。そしてティナターナーがキャスティングされる。

では聞いてください。ティナ・ターナーで、We Don’t Need Another Hero

ティナターナー演じるアウンティの着ていた鋼鉄のヨロイというかドレスは55キロあるとかないとか。本当かどうかは知らない。

それからティナターナーの乗り物はミッションだったけど、乗れなかったからオートマに改造したらしい。本当かどうかは知らない。

 

元ネタのせいかもしれない

アクションとドラマがチグハグな感じになったのは元ネタがあるせいかもしれない。元々は ”Lord of the Flies” っていう子供の部族を見つけるストーリーの映画だったけど、その話にマックスを部族を発見させる役にしてくっつけたと。”Lord of the Flies” って普通にいったら “蠅の王” だし、本当かどうかはしらない。

 

リチャード・アムゼル

映画ポスターはリチャードアムゼル(Richard Amsel)氏が手がけている。レイダース/失われたアークとか。いくつか作品を見ればテイストがわかるかと。彼が手がけた映画ポスター最後の作品になったのが本作マッドマックス/サンダードーム。

 

ラスト

※ネタバレ注意です。

最後の最後。トゥモローランドにたどり着き、 “彼を待っている” 的な終わり。個人的には、

なかった。

 

ということで

マッドマックス3作目でした。

終末繋がりで 9 〜9番目の奇妙な人形〜(記事へ)

なんかもおすすめです。

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