概要
基本情報
2010年 アメリカ 監督: デヴィッド・O・ラッセル キャスト: マーク・ウォールバーグ クリスチャン・ベール エイミー・アダムス メリッサ・レオ
クワッカー
これはなかなか良いです!(*゚ー゚)
実話をもとにした物語。スポーツ映画だけど中身は家族の物語。製作・主演のマークウォールバーグ、若い頃悪いなー。wikiみてびっくりしたわ。
モデルになったミッキーはローウェル出身、マークウォールバーグもマサチューセッツ州ボストン出身、どちらもアイルランド系、ということでマークウォールバーグはこの作品にかなり思い入れがあった模様。
長いこと時間かけて作ったっぽいしね。83回アカデミー賞でクリスチャンベールが助演男優賞、メリッサレオが助演女優賞を受賞、助演女優賞はエイミーアダムスもノミネートと。これは映画みると納得する。
この映画、主人公はミッキー(マークウォールバーグ)なんだけど、主役なんだけど主役じゃない感じ?その周りにいる人たち、主に兄、母、恋人のみんなの物語。
異父兄のディッキーをクリスチャンベールが演じてます。ラストに本人出てくるんだけど、すごい!話し方とか振る舞いとかそのまんま!減量かなりしたらしいし、髪も抜いたらしい・・助演男優賞とれてよかった・・
母親役はメリッサレオ。いやー、腹立つ母親と姉たち。過保護の役なんだけど、それほど演技がすごいということか。
恋人のシャーリーン役はエイミーアダムス。ディズニーの「魔法にかけられて」の人。魔法にかけられての時とまた全然違う。強い女性を演じてます。すごいなー役者は。
そしてジョージ(父親)がいいやつ。兄と母と手を切る条件の時、「母親に噛み付かれるのは俺だ。」かっけー。
この人たちに囲まれてるミッキー。主役っぽくない。かなり振り回されてます。特に兄に。でも弟想いで兄想いなシーンもあって、種違いとは言っても兄弟の絆が感動させる。
最後の方の試合、ディッキーがミッキーに言う。
「主役はお前だ、俺はしくじったがお前はやれる」
ローウェルの誇りと呼ばれたことを断ち切って弟に夢を託す。感動。感動するんだけど、ディッキーがミッキーに言ってるというより、クリスチャンベールがマークウォールバーグに言ってる感じ。実はそういう相乗効果もあったりするもんかもね。
続編があるとかないとか。アルツロ・ガッティとの “3度にわたる戦い” を中心に描かれる可能性が高いらしい。個人的には続編いらない。これで十分完結してるだろ。しかも三部作?ほんと描くことないだろ。闘いが伝えたいことじゃないだろ。家族愛とか昔の自分と決別して自分を変えるとかそういうことだろ。
でもまぁ、公開されたら観ると思うけど。あー自分変えたい。クワッカー。
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