概要
基本情報
2013年 アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
キャスト:
レオナルド・ディカプリオ
ジョナ・ヒル
ジャン・デュジャルダン
ロブ・ライナー
カイル・チャンドラー
マーゴット・ロビー
ジョン・ファヴロー
マシュー・マコノヒー
解説・あらすじ
実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した実録ドラマ。1980年代から1990年代のウォール街で、若くして大金を稼ぎ、その後証券詐欺の容疑で逮捕された彼の栄枯盛衰を見つめていく。 学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。
はじめに
いや。映画ブログ久々すぎて緊張するわ。ほぼ1年前か。。確かに観る回数は少し減ったかもしれないけど全然観てないわけじゃない。印象に残ってる範囲でまた書いていこうと思う。
結構宣伝されてたよね、本作。日本公開は2014/1/31。観たかったから公開されて割とすぐに行きました。
86回アカデミー賞では6部門ノミネート。とれなかったんだけどね。。
でも めちゃくちゃで面白かった。
みんなのレビューみると、3時間はなげぇとか書いてあったけど、自分はそんなに気にならなかったなぁ。
では、多分ネタバレあります。ご注意を。
やばさ
いやすごいね。色々すごいことが起こるから何か見入っちゃうよね。何がやばいって、
話術と言葉遣い
まずは話術がやばい。
才能なんだろうこれは。人を信じさせるのがすごくうまい(んだろう)。お客さんはもちろんだけど、周りをうまく巻き込んで魅了して味方につけていく。これはほんとにすごいと思った。
あとは言葉遣いがやばい。
fuckって言い過ぎて、非ドキュメンタリー作品では最多なんだって。それは別にどうでもいいんだけど。
ノリに乗ってる感
それからノリに乗ってる感じがやばい。
うまくいくときは本当にトントン拍子。こわいものなんてなくなってどんどん攻める。そりゃあ実際にお金もらってどんどんでかくなってまた稼いで好きな事やって、ってやってたら周りも見えなくなるわ。
「この人と一緒にいれば、このままこの人についていけば楽しいしお金も稼げて最高ー」って魅力を感じるのかもしれない。ある種、宗教的な、教祖様的な 感じ。
この一致団結感はすごい。みんなでもっと金稼ごうぜっていう共通の意識がさらに駆り立てる。で、やってることは詐欺だからね。最終的には捕まっちゃうんだけどね。
そして稼いでからやってることがやばい。ドラッグとセックス。もうこれしかないけど、常にドラッグはやるし、ジョーダンベルフォート以外も、社内ではなんか騒いでるし(実は何をしてたかは今となっては覚えていないけど色々とパーティーみたいなことが常に起こってた。)、これは、狂気。
まさに、狂気。
狂気がやばい。でも、それも面白い。
ジョーダンベルフォート本人
どこまで本当の事なんだろう?って思うよね。他の人のブログで、インタビューとかから事実か嘘かを書いてたから探してみてください。
今のジョーダンベルフォート本人は、まずは自叙伝の本でかなり稼いで、それから営業術を教えますみたいなセミナーを開いてお金を稼いでるそうです。
お金を稼ぐ才能があるんだろう、きっと。捕まってもなお、本読みたいとか、セミナー聞きたいとか思ってしまうのがなんかね。そういうもんなのかな。自分がこんなことできるようになるかって言われたら全く想像ができないから、ほんとかよ?って思うけど、これは分からない。登り詰めて富と名声を得てみないと何とも言えんがな。
上司
あとやばいのって言えばあれだ。あれは外せない。マシューマコノヒーが上司役で最初の方に出てるんだけど、キャラ濃すぎ。映画観た後、胸を叩きながらあのハミング的なリズムがずっと頭から離れなくてしばらく真似してたら染み付いたわ。印象残りすぎ。今でもやれるからね。
ということで
マシューマコノヒーが一番やばい。というかマシューマコノヒーのリズムを観るために観た方がいい。この年、86回アカデミー賞でマシューマコノヒー、 ダラス・バイヤーズクラブで主演男優賞とってんだよなー。観たかったけど結局観なかったから今度借りに行こう。
あのリズムを刻みながら。
ダラスバイヤーズクラブ(記事へ)観ました。
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