さよなら、さよならハリウッド / Hollywood Ending

 

Hollywood Ending – Trailer
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概要

基本情報

2002年 アメリカ 監督: ウディ・アレン キャスト: ウディ・アレン ティア・レオーニ ジョージ・ハミルトン トリート・ウィリアムズ マーク・ライデル デブラ・メッシング

解説・あらすじ

アカデミー賞に2度も輝きながら、すっかり落ち目になった映画監督のヴァル(ウディ・アレン)は、メジャー・スタジオの話題作の監督に抜擢(ばってき)される。しかしクランクインを控えた夜、ヴァルは心因性の失明状態に落ちいってしまう。 ウディ・アレン監督が描くドタバタ・ハッピーコメディ。新作撮影を控えて失明状態になる監督にウディ・アレンがふんし、元妻でプロデューサーのエリーに『天使のくれた時間』のティア・レオーニ。セントラル・パーク、プラザ・ホテル、バルサザールズなどニューヨークのお馴染みの街並が登場している。

 

ウディアレンの皮肉

2013年6月3日放送の映画天国から。2002年の第55回カンヌ国際映画祭で特別招待作品として上映された。ネタバレあります。ご注意を。

 

公開は2002年だけどなんかもっと古い映画な感じするなー。そもそもウディアレンの映画はほとんど見たことなくて、ミッドナイトインパリくらいだけど、大体クラシカルムードが漂う作品が多いらしいね。自分はあんまりぐっと来なかったけど、コアなファンはいそう。ミッドナイトインパリは良かった。

目が見えなくなる落ち目の映画監督役をウディアレンが演じている。思ったより何も起こらない。失明状態になってから視力が戻るまで特に何も起こらない。。目が見えないということで日常生活もすごく大変だから?それにしても何も起こらない。

息子との仲直りもすごくあっさり。でも息子がいい。いいキャラ。いいやつ。ああゆうやついるよね、映画とかドラマとか。

ラストは自分で認めるひどい映画は国内では不振、だがパリでは大ウケで念願のパリに住むことになるという超ご都合主義。こういうのは、うわぁって思うけど国外でも売れなかったとしても別に変わらないだろう。

なんとなくだけどラストらへんのシーンは「早く片付けたい」っぽくみえるんだよなー。現実世界でも国内では売れず国外ではそこそこだったらしい。という豆知識。

そういえば、ウディアレンの独占インタビューが載ってた。すっげーつまんなかった。最後の質問が

Q:日本に行きたいとは思いますか?

A:妻はとても行きたがっていますが、僕は遠距離は苦手でね。

日本に全然興味なさそうである。

 

ヴァルを誘おうとした女優がかわいい。。

ちょっと待ったちょっと待った、今まで特に面白くない風に書いてきたけど、全然違うかもしれない。あるユーザーレビューでは

「原題は “HOLLYWOOD ENDING” で直訳すれば ”ハリウッド風帰結” 」

そして良く言われてる「以前から「肌が合わない」と公言しているニューヨークを舞台にしたという自分自身を皮肉ったものだ。」

読み解きがすごく浅く甘いことに反省。。もっと勉強しよう。盲目になると今まで見えなかったことが見える。

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