ゾンビランド / Zombieland

 

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概要

基本情報

2009年 アメリカ
監督:ルーベン・フライシャー(Ruben Fleischer)
脚本:
レット・リーズ(Rhett Reese)
ポール・ワーニック(Paul Wernick)
キャスト:
ジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg)/ コロンバス
ウディ・ハレルソン(Woody Harrelson)/ タラハシー
エマ・ストーン(Emma Stone)/ ウィチタ
アビゲイル・ブレスリン(Abigail Breslin)/ リトルロック
アンバー・ハード(Amber Heard)/ 406
ビル・マーレイ(Bill Murray)/ 本人役
マイク・ホワイト(Mike White)/ ガソリンスタンドのオーナー

解説

類の大半が人食いゾンビと化した世界を舞台に、引きこもり青年がゾンビのいない地を求めて仲間たちとサバイバルの旅をするホラー・コメディー。血肉飛び散るホラーにロードムービー、主人公の成長を描いた青春ラブストーリーなど娯楽映画のあらゆる要素が盛り込まれ、ゾンビ映画史上最大のヒットを記録した。出演には『2012』のウディ・ハレルソン、『イカとクジラ』のジェシー・アイゼンバーグ、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンら実力派がそろう。

あらすじ

人類の大半が人食いゾンビと化した世界で、引きこもり青年のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ゾンビの世界で生き残るためのルールを作り、それを実践して生き延びてきた。故郷へ向かう旅の途中、屈強な男タラハシー(ウディ・ハレルソン)、したたかな姉妹ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)に出会い、ゾンビがいないとうわさされる遊園地を目指してサバイバルの旅を続ける。

批評と受賞歴

受賞

Golden Schmoes:ホラー映画賞、記憶に残るシーン賞
シッチェス映画祭:観客賞(ルーベン・フライシャー)

ノミネート

放送映画批評家協会賞:コメディ映画賞
デトロイト映画批評家協会賞:助演男優賞(ウディハレルソン)、アンサンブル演技賞
エンパイア賞:ホラー映画賞
Golden Schmoes:コメディ賞、サプライズ賞、クーレスト・キャラクター賞(タラハシー)、アクションシーン賞、T&G賞
サターン賞:ホラー映画賞、助演男優賞(ウディハレルソン)
セントルイス映画批評家協会賞:コメディ映画賞

批評

・Rotten Tomatoes:89% 7.4 / 10
・Metacritic:73 / 100
・Roger Ebert:3 / 4
・IMDb:7.7 / 10

 

 

なめてました

なにこれ。

舐めてましたすみませんでした。

すんごい面白い。正直、100%の力で期待していなかったけど、これは面白い。なんともキャストも良い感じに当てはまっている。ちょっと微妙なところは濁して、うまくいきすぎな感じは否めないけど、そんなん気にしてたら楽しめない。

楽しむためのルール

  • 過剰な期待をしてはいけない。
  • 細かいことを気にしてはいけない。
  • ささやかなものを楽しむ。

ちなみに僕はゾンビ映画はほとんど観たことないです。

あとはキャストが好き。

オタクっぽくて小心者なコロンバスにはジェシーアイゼンバーグ、良いじゃないか。話し方とか佇まいとかぴったりだと思う。

ワイルドで頼りになる男タラハシーにはウディハレルソン、良いじゃないか。プライベートからいろいろやらかして悪さがうかがえる彼に合っていると思う。

大人びているリトルロックにはアビゲイルブレスリン、良いじゃないか。10歳でアカデミー賞にノミネートされた彼女に合っていると思う。

そしてウィチタにエマストーン、良いじゃないか。うん、良いじゃないか。

ということで参ります。 以下、ネタバレありますご注意を。

 

 

 

 

 

 

気になるトゥインキー

頼りになるかっこいい男、タラハシーが愛してやまないトゥインキー。劇中、彼はトゥインキーを求め続ける。

えー、

トゥインキーってなんだよ。

って序盤から思ってた。だから頭の片隅ではトゥインキーとはなんぞやの謎解きモード。

どうやらスノーボールと似ているらしい。揚げるなんてこともあるらしい。メキシコではサブマリーノ(Submarino)と呼ばれているらしい。ビルマーレイも食っているらしい。

そして。。その全貌が徐々に明らかになっていく。。

で、思う。

スノーボールってなんだよ。

どうでもいいけど、すごいの見つけた。

http://amypollman.com/portfolio/twinkies/

1枚だけ載せます。twinkieで作る。。

 

企画段階から

元々は、テレビのパイロット版用に脚本を書いたらしい。2005年くらいに。劇中で ”Zombie Kill of the Week” ってのがあったけど、

パイロット版の脚本からとってきているとのこと。

話の流れでもあったけど、実際の地名から各キャラクターの名前がつけられている。ウィチタ以外は当初考えられていた名前から変更があった模様。

ちなみに、エマストーンが演じる役の本名はクリスタだったということが最後の方で明らかになるけど、クリスタはエマストーンの母親の名前でもある。

さらにちなみに、当初考えられていたタイトルは “Another Day in Zombieland” だったらしいけど、何かの続編だって勘違いされるのが嫌だったから、ただの “Zombieland” にしたんだって。

 

インスパイア

ショーンオブザデッド

ルーベンフライシャー監督は、ショーンオブザデッドにインスパイアされていると言っていた。

Left 4 Dead 2

これはどこまで本当かは不明だけど、”Left 4 Dead 2” というビデオゲームに影響を受けているとか、受けていないとか、影響を与えているとか、与えていないとか、不明確な情報が。

脱出(deliverance)(1972)

タラハシーがバンジョーをひいてゾンビを倒すシーンがある。セリフを言いながら。

これ。

タラハシーのセリフ “You got a pretty mouth” 。これの参考にしていると思われるのが、1972年の「脱出」。

バンジョーを弾くシーン。

歯のない人が言うセリフ。 “He got a real pretty mouth ain’t he?

 

そんなこんなでTVシリーズ

脚本のレット・リーズ(Rhett Reese)と、ポール・ワーニック(Paul Wernick)は、TVシリーズとして考えていたわけだけど(ちなみにこの2人はデッドプールの脚本をやっている。)、2013年、ついに始まった。

タラハシー:カーク・ワード(Kirk Ward)
コロンバス:タイラー・ロス(Tyler Ross)
ウィチタ:マイアラ・ウォルシュ( Maiara Walsh)
リトルロック:イザベラ・ヴィドヴィチ(Izabela Vidovic)

脚本家2人は最初っからカークワードを使いたかったらしい。でも今回はウディハレルソンで良かったよ。

 

ゾンビ役でオファーされた人々

パトリック・スウェイジ(Patrick Swayze)がゾンビ役にオファーされていたらしい。なんでも、ゴースト/ニューヨークの幻(Ghost)(1990)、 ダーティダンシング(Dirty Dancing)(1987)のパロをやらせたかったとのこと。

その他、ジョーペシ、マークハミル、ドウェインジョンソン、ケヴィンベーコン、ジャンクロードヴァンダム、マシューマコノヒーなんかもオファーがあったらしい。

 

タラハシーの車の3の意味

車が変わるたびに ”3” を車に書いてきたタラハシー。なんなんだろうって思って調べたら出てきた。多分、 デイル・アーンハート(Dale Earnhardt)というNASCARドライバーから。

車体の色とかも、ね。

 

そして続編が?

TVシリーズは出た。そして続編が準備中、との噂がある。脚本2人は続投だとか、キャスト4人とも戻って来るとか、2017年公開だとか、いまいちはっきりしない。

まぁ、続編きたら観るけど。

 

ということで

ゾンビランドでした。

ジェシーアイゼンバーグは ソーシャルネットワーク、イカとクジラ(記事へ)、

ウディハレルソンは ナチュラルボーンキラーズ(記事へ)、

2人ともみたいなら グランドイリュージョン(記事へ)、

アビゲイルブレスリンは リトルミスサンシャイン

なんかもおすすめです。

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